借金が多い方に残された方法に債務整理が存在します。一番有名な債務整理は「自己破産」を行うこと。しかしながらクレジットカード現金化を行っている場合には、この自己破産が行えないというウワサがあるのを知っていますか？クレカ現金化をしてると本当に自己破産ができないのでしょうか。

いろいろ債務整理にも種類がある

複数の消費者金融などから借金をしている方は多重債務者と呼ばれるステータスになります。こういった状況に陥ってしまった場合、できることは債務整理。

一番有名なのは返済の義務がなくなる自己破産ですが、借金を減額した上で分割返済をするという方法である民事再生や個人再生という債務整理もあります。

自己破産をした場合には、破産者が借金の支配義務を免除される免責許可を得られるのが大きいわけですが、クレジットカード現金化を行っているとこの免責許可が下りないと噂されているんです。

免責不許可事由に引っかかってしまう

免責許可をされないというのは、噂ではなく本当です。理由は免責不許可事由に引っかかってしまうため。クレジットカード現金化を行う場合、浪費行為にあたったり、不利益な条件での債務負担。

更には商品などを購入し不利益な条件で処分をする行為という免責不許可事由に該当することになり、自己破産の最大のメリットである免責を得られなくなってしまうわけです。

裁量免責というものが認められるケースが実際では多いですが、反省をしているかどうかが問題視されることになりますから、注意するようにしましょう。

自己破産ができなくなる可能性もある

このようにクレジットカードの現金化をしてしまうと、自己破産をする場合のメリットである免責が認められなくなる可能性が高くなります。ですからあくまでも行う場合には慎重に行っていくことをおすすめします。