分割払いとリボ払いの違いについて
分割払いとは、3回払い、6回払い、12回払い、18回払い、24回払いという具合に金額に応じて支払い回数を自分で選ぶ事が可能です。
では今回はクレジットカード現金化で60万円分を利用し、12回払いで返済したとしましょう。
クレジットカードの金利の相場は15%となっているので、1年で9万円の利子が発生する計算です。
9万円を12ヶ月で割ると月7500円分の利子をつけて返済する事になります。
この場合は、毎月5万円+7500円(利子)を返済し、1年かけて返済する事になります。
対してリボ払いの場合はどうでしょうか?
リボ払いの場合は、毎月の支払額が定額で、額面を低く抑えられるメリットがあります。
例えば毎月1万円の返済でもいい訳です。
ですがよく考えて下さい。
確かに毎月の負担額は小さくなりますが、1万円しか返済していないので、そのうち7500円は利子です。
残り2500円しか元本は減っていない事になります。
1年で元本は3万円しか減っていません。つまり月1万円だと12万円返済しても、そのうち9万円は利子を返済しているだけなのです。
この計算で行けば、60万円÷3万円=20年という計算になり、60万円を20年かけて返済する事になり、
その期間に発生する利子は9万円×20年=180万円です。60万円に対して180万円の利子を支払うなんて馬鹿らしいですよね。
返済期間が長くなれば、長くなるほど支払う利子は高くなります。
なのでリボ払いを利用する場合は、月に支払う負担額を減らすのではなく、ギリギリまで上げる事で、返済期間を少しでも短くする事を意識して設定しなければ、大損をしてしまう可能性があります。