クレジットカード現金化の利息について
クレジットカード現金化は消費者金融をよく比較されています。
そしてクレジットカード現金化の方が審査がなく、24時間対応してくれるので、スピード入金が可能だとメリットばかりに注目が集まりがちです。ですが返済に関して言えば、クレジットカード現金化の方がデメリットがある事を理解しておきましょう。
クレジットカード現金化の換金率の考え方
まずクレジットカード現金化の返済について考える前に、換金率について考える必要があります。
消費者金融では、10万円お金を借りたいと申込みをして、審査に通れば手に入るお金は10万円です。
対してクレジットカード現金化の場合は、10万円分のクレジットカード決済をした場合に、手に入るお金は10万円ではありません。
ここで問題になるのが換金率で、相場である80%の場合で考えてみたいと思います。
換金率が80%の場合、10万円のクレジットカード決済を行い、手に入る現金は8万円になります。
この時点ですでに、2万円分損をしているという事を理解しておく必要があります。
そして返済時には、10万円分のクレジットカード決済を行っているので、クレジットカード会社からの請求書は10万円分+利息を支払って返済しなければいけません。
そう考えた時に、消費者金融よりもクレジットカード現金化の方が返済時の負担が大きい事が分かりますよね。
クレジットカード現金化は法律に適用されない
ここで疑問に思った人もいるかもしれません。
クレジットカード現金化は換金率によって、20%の負担が生じ、さらに返済時にも利息をつけて返済をしなければいけません。
その合計利息は、法律の上限を超えているのでは?
消費者金融のような金貸業の場合、法律に基づいて上限の利息が設けられています。
そのため消費者金融では、利息は高くても18%前後のところが大半です。
クレジットカード現金化は、どう考えても20%を軽く超えてしまっています。
ですがそもそもクレジットカード現金化とは、金貸業には属しません。
あくまでもキャッシュバック付きの商品を購入してもらい、それを買取するという仕組みになっているので、古物商という扱いになります。なので怖い話ですが金貸業の利息の上限が適用されないので、法律外の高額な利息を請求してくるという訳です。